技術情報

収縮チューブについて

収縮チューブは普通に生活しているとあまり出会うことのない商品です。

どういうものなのでしょうか?

 

似たような商品ならかなり身近に使用されています。

例えばペットボトル飲料水のラベル。これは印刷した熱収縮(シュリンク)フィルムをペットボトルに加熱収縮したモノです。

カップラーメンの包装もシュリンクフィルムです。

熱風を吹き付けることによってシュリンクフィルムを収縮させ異形の容器にピッタリ密着させることができます。

 

img1.gif

 

熱収縮チューブは、シュリンクフィルムよりも少し厚さが厚くなります。

そして収縮温度も高くなります。

一般的に120℃以上で完全収縮しますので、ハンドガスバーナー等の火気で収縮させたりします。

 

ハンドガスバーナーで加熱しています。

加熱収縮中です。

収縮しました。

ハンドガスバーナーで加熱しています。

 

加熱収縮中です。

 

収縮しました。

 

収縮方法につきましては、ハンドガスバーナー以外に色々な方法があります。

用途によっても変わりますのでご相談下さい。

 

熱収縮チューブの材質は色々な物があります。

代表的な物を下記に示します。

タイプ

材質

略称

正式名称

ポリオレフィン系

PE

ポリエチレン

PET

ポリエチレンテレフタレート

PVC

ポリ塩化ビニル

PVDF

ポリフッ化ビニリデン

フッ素樹脂

PTFE

ポリテトラフルオロエチレン(4フッ化)

FEP

テトラフルオロエチレン・ヘキサフルオロプロピレン共重合体(4.6フッ化)

PFA

テトラフルオロエチレン・パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体

エチレンプロピレンゴム

EPDM

エチレンプロピレンゴム

シリコーン

シリコーン

シリコーン

その他

アクリル等

 

当社の熱収縮チューブ「ニシチューブ」は、エチレンプロピレンゴムを主に、ポリオレフィン系の熱収縮チューブ等も製造・販売しています。

 

ニシチューブは、自動車や二輪車のホースのプロテクター(補強材)、電線の絶縁用途、鋼管の防触用途、船舶用途、鉄道車両用途等、様々な箇所に使用されています。

 

 制御盤内ブスバーへの適用例

 鋼管分岐部への適用例

 二輪車への適用例

 船舶のコネクタカバーへの適用例

 

ニシチューブの選定基準を下表に示しますのでご参照下さい。

選定基準