![製品写真](https://www.nnd.co.jp/wp-content/uploads/2018/12/5e4896966c9944fcf00890f4502605bf-485x340.png)
特長
- 一貫した設計・生産システム
お客様から頂いた図面に基いて一品一様の回路設計を行い、ケーブルを所定の長さで切断・回路結線接続などの加工を行っています。 - 安定した高い品質
結線したケーブルの全数回路検査を工場で行って出荷しますので、品質面での信頼性に優れています。
また、(社)日本電線工業会規格(JCS)の認定を取得していますので、接続部分についてもケーブル同等以上の性能を有しています。 - 省施工で大幅にコストダウン
ケーブルシースは用途別に色分け、表面には配線先の名称が印字され、誤配線防止とメンテナンス対応に優れています。 - 現場工期の短縮
従来、建築現場で行われていたケーブルの計尺・切断・回路接続・絶縁処理及び、照明・スイッチ回路の構成を工場内で加工を行うことで、電気配線作業の軽減及び施工の効率化が図れます。
仕様
- ルームスターは、電気的・機械的に規格(日本電線工業会規格:JCS4398「屋内配線用ユニットケーブル」)性能確認試験に合格した製品です。
- ルームスターは、大きく3つの部分で構成されています。
(1)結線部:複数のケーブルの導体を接続して回路を構成した部分です。
(2)モールド部:ケーブルの結線部分を容器に収納し、樹脂を充填することにより絶縁処理を施した取付固定するための部分です。
(3)ケーブル部:ケーブルは、原則としてJISC3342で規定するケーブル(VVF:600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル)またはこれと同等性能を有する複合ケーブルで、導体サイズは1.6mm若しくは2.0mmのものを使用します。 - ルームスターを配線作業する際の行き先(機器及び配線器具)は、ケーブルシース色(赤:電源、青:スイッチ、黄:照明・換気扇、灰:コンセントその他)とケーブ表面の印字で判別ができようにしています。
- 環境に優しいエコケーブルを使用したEMユニットケーブルもラインナップされています。
ユニットケーブルの構成
(1)モールド部
結線部分を容器に収納し、樹脂を充填することにより絶縁処理を施した、取り付け固定を行うための部分
(2)結線部
複数のケーブルの導体を接続して回路を構成した部分
(3)ケーブル部
ケーブルは、原則としてJIS C 3342(600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル)で規定するケーブル(VVF)で、導体サイズは1.6mm若しくは2.0mmのものを使用し、表面に行き先や長さなどの表示印刷したもの
(4)ケーブル種類
配線先 |
シース色 |
サイズ |
電源用 |
赤 |
VVF2c-2.0+1.6mm (黒・白・緑) VVF2c×2.0 (黒・白) |
照明 |
黄 |
VVF3c×1.6 (黒・白・緑) VVF2c×1.6 (黒・白) |
スイッチ |
薄青 |
VVF3c×1.6 (黒・白・赤) VVF2c×1.6 (黒・白) |
コンセント他 |
灰 |
VVF3c×1.6 (黒・白・緑) VVF2c×1.6 (黒・白) |
施工手順/取扱方法
■コンクリート面にモールド部を取り付ける際は、コンクリートからの溶液がモールド部保護用ケースに掛からないようにして下さい。
溶液の影響を受けてケースが割れる場合がございます。
■錆止め塗料を使用される場合は、塗料を十分乾燥させた後に取り付けを行うようにして下さい。
乾燥していない状態でモールド部保護用ケースに付着するとひび、白化等が発生する場合がございます。
製品種類
ルームスターの種類には2種類、標準(ND)型とエコ(EMD)型が存在します。
ND-*型:JCS 4398 認定品
EMD-*型:JCS4425 認定品
図面
お客様から頂いた電気設備図面を元に、ルームスター配線用図面を作成します。
カスタマイズ
予備線を利用した回路を追加対応
戸建住宅の場合の仕様変更は、コンセントの増・移設、換気扇まわりが多くあります。
その様な場合に対応するため、お客様のご要望によって、ユニットに「予備線」を設け、電源の追加工事が可能です。
仕様変更対応
スイッチの設置場所変更や配線器具変更などのご要望があれば、図面、製品に反映することが可能です。
その他
モールド部の固定方法
取付方法に応じてモールド部の穴を利用し固定頂けます。